7.4と7.23東京・奈良裕之×ボブ・サム「神話で辿る聖なる旅路」

神話で辿る聖なる旅路
「天鹿・渡鴉(ししかみ・ワタリガラス)巡礼」
奈良裕之×ボブ・サム

 ボブ・サムさんを皆で日本に招いて、日本各地をめぐる旅が始まろうとしています。その初日と最終日、東京で奈良裕之さんとボブ・サムさんによる音と語り、そして映像の会を開催します。

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◎旅の初日:2019年7月4日(木)

【午後の部】
2:30 開場
3:00-4:40 映画『天鹿乃路-ししかみのみち』
4:55-5:50 語りの会 語り:ボブ・サム+音:奈良裕之

【夜間の部】
6:30 開場 
7:00-8:20 映画『ともしびの巡礼』
8:35-9:30 語りの会 語り:ボブ・サム+音:奈良裕之

■会場:シネマハウス大塚 東京都豊島区巣鴨4-7-4-101

■会費:(各部、限定50人まで)
・当日券8000円(当日券にてご入場いただけます。会場受付にてご購入ください。)

◎旅の楽日:2019年7月23日(火)

6:00 開場(午後)
6:30-7:30 夕食事会
7:30-9:00
・奈良裕之ライブ
・語りの会 語り:ボブ・サム+音:奈良裕之
・等々

■会場:Agréable musée アグレアブル・ミュゼ 東京都国分寺市光町1-42-8

■会費:(限定36人まで)
前売券 9500円(販売終了) 
・当日券10000円の販売はありません。

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■出演者プロフィール
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Bob Sam

Bob Sam

ボブ・サム / BOB SAM

アラスカ先住民クリンギット族長老。 墓守、ストーリーテラー。

30代前半に、住宅開発のために掘り返された祖先の墓地を目の当たりにし、開発計画を中止させ、散乱した遺体や遺骨の再埋葬、墓地の復興を一人で始める。それ以来25年以上にわたり、祖先の墓地・聖地の保護と修復の活動を続け、10万基以上の墓を修復、再埋葬した遺体は500体以上になる。また、各地に持ち去られた祖先の遺品、遺体や遺骨を家族のもとに戻す返還運動(リペイトリエーション)においても中心的役割を担う。これらの活動から、長老たちに神話の語り手として選ばれ、20年以上にわたり世界各地でストーリーテリングを行う。

ドッグ・サーモンの氏族、およびアラスカ南東部のジュノー周辺地域(オーク地域)のリーダーでもある。アラスカの自然写真家 故・星野道夫氏と親交が深く、その出逢いは『森と氷河と鯨』(星野道夫著/世界文化社)などにも描かれている。97年には映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第三番』に出演、以来日本各地で神話を語り続けている。

著書:『かぜがおうちをみつけるまで』 (谷川俊太郎訳/スイッチ・パブリッシング)

Yuji Nara

Yuji Nara

奈良 裕之 / YUJI NARA

94年より世界の民族楽器による即興演奏を始める。ライフワークとして、多くの福祉施設・教育施設・病院などで演奏し、人々と深く交流している。舞踏・詩・絵画・写真などとのコラボレーションや、アイヌ詩曲舞踊団「モシリ」との共演にて、日本列島スピリットツアーや、インドネシアで演奏。海外では、アメリカ・韓国・タイ・オーストラリアなどで、公演をしている。

ドキュメンタリー映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第六番』虚空の音の章に出演。一般公演の他、日本各地や海外においても、神社、寺院、遺跡、教会、聖地などで奉納演奏を数多く行う。

人の奥深くに眠る本質に伝え響く音楽として、ワークショップ(サイレント・セッション)、瞑想やヒーリングとのコラボレーションも行う。また音楽活動の他、写真や書の個展も開いている。

2018年奈良裕之ドキュメンタリー映画『天鹿乃路~ししかみのみち』が完成。日本各地での上映が続いている。